会心とは?
会心とは、確率でダメージが上昇する効果で、クリティカルとも呼ばれます。
弱点への命中を、確率でのダメージ上昇という形で表現していて、ゲームでは一般的に使われます。
ポケモンで言うところの「急所に当たる」もこれ。
英語ではCritical(Crit)と呼ばれます。
会心率とは?
会心率とは、会心の出やすさを決めるステータスのことです。
会心率50%なら50%の確率で会心が出ます。
ステータス上では100%以上もありますが、確率なので100%を超えても意味はありません。
同様に、0%以下についても同じです。ちなみに、会心率の初期値は5%なので、0%以下はイベントのデバフか心海の固有天賦くらいでしか拝めません。
会心ダメージとは?
会心ダメージとは、会心が出たときにどのくらいダメージが伸びるかを決めるステータスです。
会心ダメージの分だけ元のダメージに上乗せされます。
例えば、会心ダメージ100%なら、元のダメージの100%が上乗せされて、ダメージは2倍になります。
会心率と会心ダメージの比率は1:2がおすすめ!
会心率と会心ダメージの比率は1:2にするのがおすすめと言われます。例えば、会心率70%なら会心ダメージ140%くらいが目安です。
ちょっと難しい会心の比率のお話
ちょっと込み入った話をすると、この比率は期待値という考えを元にしています。
期待値とは確率の用語で、原神ではダメージ期待値と呼ばれます。この数値が大きいほどダメージが出せると考えられます。
この考え方を元にすると、率ダメの比率が1:2が最もバランスが良くなります。
しかし、そこをあえて崩すというやり方もあります。
会心率が比率より高いと、伸び率は悪いですが安定して会心を出せます。会心ってあくまで確率なので、運が悪いと全然発生しないこともあるんですよね。
逆に会心ダメージが比率より高いと、安定はしませんがワンチャンを狙うことが出来ます。あと、高いダメージが気持ちいい、という人もいます。
ダメージ期待値とは?
キャラ解説でよく耳にするダメージ期待値とは何なのか?
ざっくり言うと、ダメージの平均値の予想です。
例えば、クレーの通常攻撃のダメージ期待値が2000なら、1000回ほど通常攻撃をしたときのダメージの平均値は2000になるだろう、というものです。
より正確に、数学的に言うなら、「無限回の試行を繰り返したとき、平均値は期待値に限りなく近づく」です。
ちなみに、攻撃回数が少ないと期待値通りにはなりません。
例えば、さっきのクレーの例で、攻撃を1回しかしなくて、会心で4000ダメージが出たら、平均値は4000です。期待値の2000とは大きく違います。
期待値はあくまで攻撃回数が多いときでないと現実とは一致しません。
しかし、だからといって意味のない数値かというとそうではありません。一度の戦闘ではなく、数日間使い続けた場合で考えると、攻撃回数はかなりのものですから、妥当な数値になります。
それに、この方法には利点もあります。ダメージチャレンジで1発600万とか、たまたま攻撃全てで会心が起きましたとか、そういう極端な例を排除出来るのです。
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