行秋は飛雲商会の次男坊で、読書好き。自らも「沈秋拾剣録」という小説を書いています。
水元素のサブアタッカーとして非常に優秀なキャラで、水付着、サブ火力、汎用性を兼ね備えています。
この記事では初心者から螺旋クリアを目指す方たちに向けて、武器や聖遺物、パーティなどを分かりやすく解説しています。
はじめに
行秋の評価
長所
- 水付着が優秀で、水反応も強い
- サブアタッカーとして火力を出せる
- 中断耐性やダメージ軽減、HP微回復で防御面もサポート
- 元素スキルで多くの水粒子を作れる
- スキルが2回ヒットするので、祭礼と相性が良い
- 汎用性が高く、色んなパーティで使える
短所
- 色んなパーティで使えるせいで、行秋が足りない
- 行秋がいないと成立しないパーティもいくつかある
- 最悪の空耳がある
注意事項
キャラや編成の評価は基本的にはKQM Standardに基づいています。
また、断りがなければ、星5キャラは無凸、星4キャラは完凸前提です。
記事内で分からない単語があれば以下のページを参考にしてみてください。
ステータス
Lv.90 | |
基礎攻撃力 | 202 |
基礎防御力 | 758 |
基礎HP | 10,222 |
突破ステータス 攻撃力 | 24% |
天賦
通常攻撃・古華剣法
通常攻撃は最大5段で、5段目は敵を吹っ飛ばしやすいです。
重撃は2段の連続攻撃。
元素スキル 古華剣・画雨籠山
前方に2連続で水元素ダメージを与えます。
発動後、キャラクターの周囲に雨すだれの剣を生成します。これはキャラチェンをしても残ります。
- 雨すだれの剣の初期本数は3本
- 生成時、行秋に水付着をする
- 中断耐性をアップする
- 行秋の水元素ダメージの20%を基準に、ダメージ軽減(最大24%まで)
元素爆発 古華剣・裁雨留虹
キャラクターの周囲に、キャラチェンをしても残る剣雨を展開し、最大数の雨すだれの剣を生成します。
- 剣雨は、出場中のキャラの通常攻撃に連動して水元素ダメージを与える
- 剣雨の本数は2、または3本
- 雨すだれの剣は常に最大数をキープ(壊れない)
- スナップショットはしない
固有天賦 水生みの要訣(突破1)
雨すだれの剣が破壊、または継続時間が終わると、出場中のキャラのHPを行秋のHPの6%を基準に回復します。
固有天賦 虚実の筆(突破4)
行秋の水元素ダメージ+20%。
固有天賦 靈光突如
キャラクター天賦素材を合成する時、25%の確率で一部の材料が返還される。
天賦優先度
元素爆発>元素スキル>>>通常攻撃
立ち回り(コンボ)
行秋の元素爆発後は、行動の合間に通常攻撃を1回挟むことで、剣雨攻撃を無駄なく発動出来ます。
この立ち回りは、それなりに火力に関わってくるので意識するようにしましょう。
命ノ星座
1凸 すだれの残香
雨すだれの剣の最大数を4本にする。
2凸 青空の虹
元素爆発の継続時間を+3秒。
剣雨攻撃が当たった敵の水耐性を-15%。継続時間4秒。
3凸 詩の錦
元素爆発の天賦レベル+3。
4凸 孤舟斬蛟
元素爆発中、行秋の元素スキルのダメージを+50%。
この効果は特殊乗算と呼ばれるバフで、天賦倍率にかけられます。
5凸 雨深閉門
元素スキルの天賦レベル+3。
6凸 万文ここにあり
剣雨攻撃を2回発動するたびに次の剣雨攻撃が強化されます。
- 剣雨の本数が5本になる
- 発動した剣雨が当たると元素エネルギーを3回復する
ただし、複数本当たっても3しか回復しません
おすすめの凸
2凸は水アタッカーを使うときに味方へのバフとしても機能するので強力です。
完凸は最も火力上昇率が高く、火力、水付着、元素エネルギー回復を伸ばせるため非常に優秀。
それ以外の凸効果も強い方なので、完凸出来れば嬉しいですね。
武器
武器 | 解説 |
---|---|
祭礼の剣 | 定番。行秋と言えば祭礼。 行秋の元素スキルは2回判定があるため、祭礼を発動させやすく、元素チャージ効率が伸びるため元素爆発を発動させやすくなります。 また、元素スキルを2回発動出来るので水粒子を多めに生成します。 |
西風剣 | 祭礼ほどではありませんが、西風も行秋で使われることが多い武器です。 会心時に無色粒子を生み、元チャも上がるので、元素エネルギーにかかわるという意味では祭礼に似ています。 |
聖遺物
メインステータス
サブアタッカー | |
---|---|
砂 | 攻撃力/元チャ |
杯 | 水ダメージ |
冠 | 会心系 |
聖遺物セット
聖遺物 | 解説 |
---|---|
絶縁の旗印4 | 元素爆発アタッカーの定番聖遺物。当然、行秋とも相性が良いです。 |
2セット系 | 沈淪剣闘士やしめ縄剣闘士、旧貴族剣闘士など、2セット系で妥協することも出来ます。 元素スキルも強化したいなら、沈淪剣闘士などは良い選択肢でしょう。 |
夜蘭との違い
夜蘭解説で行秋と夜蘭の違いを解説しています。
編成
行秋には、水元素反応を利用するパーティや、通常攻撃キャラのサブアタッカーとして汎用的に使うパーティなどがあります。
- 蒸発パーティ
- モノハイドロ、感電パーティ(水火力寄り)
- 開花パーティ(ニィロウ開花、超開花など)
- 汎用サブアタッカー
蒸発パーティ
行秋を蒸発サポートとして使う編成です。
炎枠には蒸発アタッカーを入れます。よく使われるのは胡桃や香菱、煙緋などです。
残り2枠は自由枠です。この2枠はレパートリーが多く、色々工夫が出来ます。
例えば、水キャラを2名入れた水2蒸発や雷キャラを入れた過蒸発などがあります。
水2蒸発では往生夜行、過蒸発では雷電ナショナルが有名ですね。
モノハイドロ、感電パーティ(水火力寄り)
モノハイドロと感電パーティは翠緑を使って天賦の火力を伸ばす編成です。
この2つのパーティは似ているため、一緒に紹介しています。
- 拡散がしやすい(強化しやすい)
- 一度の拡散で全体を強化できる(感電中は両方の元素が残る)
- 元素エネルギーを回復しやすい(雷共鳴、同元素が多いなど)
- 集団戦が得意
砂糖武装や心海の感電ドライバーなどが有名です。
開花パーティ(ニィロウ開花、超開花など)
Ver3.0から追加された開花反応を利用するパーティです。
特に使われているのはニィロウ開花と超開花の2つ。
ニィロウ開花で使う場合は、ニィロウの固有天賦を発動できるように水と草のみで編成しなければいけません。
詳しくはニィロウ解説を参考にしてみてください。
超開花で使う場合は、超開花を起こす雷キャラを1名にしましょう。
例えば、フィッシュルと雷電将軍を入れたパーティだと、どちらもが超開花を起こせます。
このとき、もし雷電の熟知を上げていないと、雷電が発動する分の超開花は弱くなります。
そうならないために、超開花を起こすキャラは1名にして下さい。
超開花パーティについては、ナヒーダやヨォーヨの記事で解説しています。
汎用サブアタッカー
サブアタッカーとして優秀なので、とりあえずで使うことも出来ます。
特別に相性が良いわけではないですけどね。
おわりに
現在では高く評価されているキャラですが、原神リリース初期の数十日くらいはそれほど評価されていませんでした。
その頃はまだ行秋を育成している人が少なかった、というのが大きいと思いますが。
実際、行秋をすでに育成していた人はかなり強いと感じていました。
実は私も、なぜか行秋の凸だけやたらと進んだので早めに育成していて、めっちゃ強いやんと思った記憶があります。
その後、クレーの実装に合わせてピックアップされ、行秋の評価は一気に上がりました。
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